チャート監視を始めたらまずは環境認識
最近活用し始めたフラクタル構造・ダウ理論から環境認識をしていきます。
まずはH4チャートにラインと波形を書いていきました。

ラインの詳細

続いてH1チャートにも同様のルールでラインと波形を書きます

ライン詳細

M15チャートに関してはレンジ相場なので上限と下限にラインを引きました。

M5チャートに落とし込み
上位足で引いたラインと波形をM5チャートで確認していきます。
M5チャートにはオリジナルインジケータ「ak-pivot_po」を設定しているのでPivotが表示されています。

考えられるシナリオ
上位足で引いたラインと波形からシナリオを考えていきます。
1.M15のレンジを根拠とした逆張りのシナリオ
2.レンジ上抜け後にH1基準で押し目買いのシナリオ
3.レンジ下抜け後にH4での目線切替りライン付近までの戻り売りのシナリオ
4.H4での目線切替りラインから、下位足での反応を見て逆張りのシナリオ
私は上記4つのシナリオを考えました。
当然M5チャートの形状からも根拠は追加してのエントリーとなります。

シナリオ①で買いエントリー
下抜けしたらシナリオ③へ移行するつもりでレンジ下限からの買いエントリーとしました。
H4では上目線継続している中でH1では下目線となっている環境のため、どちらにせよ大きく取ろうとは思っていません。
レンジ狙いの逆張りの場合、エントリー後にもたもたした動きをしているときは危険なイメージがあります。
レンジ下限の下側には、同じくレンジ狙いの損切が溜まっていることが考えられ、そこを抜けてしまうと買いの損切=売りが殺到し瞬間的に大きく下落してしまうリスクがあります。
下抜けが新たな売りを呼び、トレンドが出てしまう事も十分考えられます。

レンジ下限での反応は見られましたが、レンジ上限を短時間で目指すような勢いは感じられず、「Pivot基準のライントレード手法」のエントリー場面である「M-Pivot+MAの合致点」となってしまっているので利確撤退としました。

その後のチャートです。
M-Pivot+MAでローソク足が反応しているのが分かります。
このまま下落していくのか、レンジ上限を目指す上昇を見せるのかはわかりませんが、
利確撤退の根拠としては後悔しない内容だったと思います。

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